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英文契約の基本的な表現 第60回 「, in which case」、「, in which event」


今回は、whichの中でも、「~, in which case・・・」 または「~, in which event・・・」という形で使われる場合について解説します。




「~, in which case・・・」 または「~, in which event・・・」の形が英文契約の条文の中に出てくると、疑問詞ではないことはすぐにわかると思います。




The Receiving Party may disclose the Confidential Information to its subcontractor, in which case the Receiving Party shall obtain from such subcontractor an undertaking of confidentiality similar to that imposed on the Receiving Party under this Non-Disclosure Agreement.




実は、ここの「~, in which case・・・」は、「その場合には」といった意味になります。


つまり、in which caseの前にある文章を受けて、「その場合には、どうなるのか・・・」という感じで文章が続きます。








The Supplier shall rectify any defect in the Product at its cost, unless the defect is based on incorrect data provided in writing by the Purchaser, in which event the Purchaser shall bear the expense of rectifying the same.


これは、まず、「The Supplier shall rectify any defect in the Product at its cost」で「売主(供給者)は、製品の欠陥を自己の費用で修理しなければならない。」という原則的扱いを定めており、unless以下で、「瑕疵が買主によって書面で提供された誤ったデータに基づくものでない限り」という例外的扱いを定めています。そして、その例外的扱いに該当する場合には(これがin which eventで表されています)、「買主がその欠陥を修理する費用を負わなければならない」となります。


「, in which case」「, in which event」が出てきたら、上記の様に前の英文を受けて「~の場合には・・・」となることを思い出して英文を読んでみてください。


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英文契約の基本的な表現 第60回 「, in which case」、「, in which event」


 - 英文契約の基本的な表現の習得