2冊目の著書のご案内『歴史が教えてくれる働き方・生き方』
読者の方からの声を頂きました!
- 大変面白いと思います。日露海戦の戦略
など坂の上の雲を思い出しました。また、(徳川)家康と小早川(秀秋)のこと、 (杉田)玄白、(森)鴎外、そしてピカソ等々、勉強になります。二十代三十代のやる気のある人逹に読んで欲しいと思います。仕事に関係なくても、普通に読んでも面白いエピソードがたくさんありますから。 - 「よかった。もっと若い頃にこの本と出会いたかった。登場する人物名のほとんどは知ってる人だったけれど、詳細な経緯は知らなかったので勉強になりまし
た。思ったよりもレベルが高い内容でした。若い人や、やる気のある人に読んでを欲しいですね。」 - 書かれている内容に「本当にそう。その通り!」と思えることが沢
山で、これは確かに若い人に読んでもらった方がいいと思いましたので弊社若手に勧めておきます。仕事への取り組み方が人生を決めるってまさにその通りだなと。 - 「はじめに」からはじまり、取り上げている人名・項目すべてよいと思います。
この本を読むことで何を得られるのか?
仕事においては、歴史上の人物や出来事から得られる教訓を活かせることが多々あります。
そこで私は、一昨年に出版した『はじめてでも読みこなせる英文契約書』や昨年の『ビジネス法務8月号』に掲載された本郷塾の記事『英文契約書作成・交渉の心構え』に、歴史上の出来事や人物から学べることを記載しました。例えば、以下のようなものです。
・「日系企業におけるM&Aの問題点」と「明治における鉄道開発」
・「議論における双方の食い違い」と「ポツダム宣言受諾における日米の天皇制を巡る認識の差」 ・「留学に行けなかったことは必ずしもデメリットではない」ことの例としての「伊藤博文と井上馨の英国留学からの短期間での帰国」 |
日露戦争における小村寿太郎の講和条約締結に向けた交渉方法 |
これらのエピソードについては、読者の方々から、「興味深い」「参考になる」「面白い。他にもないのか?」との声をいただくことができました。
そこで、2冊目の著書となる本書『歴史が教えてくれる働き方・生き方』では、現代を生きる私たちと似た状況に追い込まれた歴史上の人物たちが、それをどのように乗り越えたのか?について50個のエピソードにまとめました。
具体的にどのような迷いや悩みに関するエピソードが掲載されているかは、以下の目次を見ていただければと思います。
特に、組織の中で働く方が遭遇する場面や、組織としての問題への取り組み方、さらには、生き方についても参考にしていただけそうなものを多数盛り込みました。
エピソードに登場する人物や出来事は、平安時代から昭和までを幅広く網羅し、また、日本のみならず、海外のケースも含んでおります。
本の目次
第1章 悩んだときは視点を変える
01 役に立つ方法はひとつじゃない《山内一豊》
02 現実を打ち破る方法《アインシュタイン》
03 「抜本的改革」とは何をどうすることなのか?《王政復古》
04 「機械に淘汰されない」方法《パブロ・ピカソ》
05 難問の「答え」はどこにある?《高木兼寛》
06 不安にさせられたときの対処法《大津事件》
07 「約束が違う」と腹が立ったら《竹中半兵衛/黒田官兵衛》
第2章 仕事への取り組み方が人生を変える
08 完璧主義の弊害《杉田玄白/前野良沢》
09 奇襲ではなかった桶狭間の勝因《織田信長》
10 死罪を免れるほどの文章を書く秘訣《江藤新平》
11 仕事が多くて焦ってきたら《ナポレオン/日本海海戦》
12 敵対する者達と仲間になるには《薩長同盟①》
13 功績を残しても信用を失ってしまう《小早川秀秋》
14 ルーチンワークの仕方でわかること《北条氏康/北条氏政》
15 秀吉と他の雑用係との差《豊臣秀吉》
16 行き詰まる理由はセンスがないから《源義経①》
第3章 成長するために必要なこと
17 夢がなくても遠くまで行ける《織田信長/豊臣秀吉/徳川家康》
18 自分の才能・適性に気づかない理由《前原巧山》
19 憧れの人が今活躍できている理由《伊藤博文》
20 成長を阻害する原因「第一位」《大久保利通》
21 駄作を生み出せ、大量に!
22 自分とは何者か《源義経②》
23 「何になった人」か、「何を成し遂げた人」か?《井伊直弼》
24 「人間とは何か?」を学ぶ材料《紫式部》
第4章 ピンチや挫折はどう乗り越えるか
25 絶対的な強弱はない!
26 道を変えることは、負けではない《緒方洪庵/大村益次郎》
27 制約は、不自由は、創造の母
28 できなかった理由は「能力不足」ではない
29 チャンスはピンチの裏に隠れてやってくる《北条義時》
30 72敗しても勝てた理由 72勝しても負けた理由《劉邦/項羽》
31 光を信じるか? 暗闇に怯えるか?《徳川家康》
第5章 行動する人だけが成功を得られる
32 龍馬のすごさとは何か? 《坂本龍馬①》
33 新しいものを目の前にして難しい・できないと思ったら 《福沢諭吉》
34 「やらない」と「失敗」の差《ガリレオ・ガリレイ》
35 勝利の確度を高める方法《薩長同盟②》
36 「この道で成功できるか?」と悩んだら《坂本龍馬②》
37 やむなく選んだ道の上で立ち尽くしたら《渋沢栄一》
第6章 危険を回避するリスクマネジメント
38 先を見越して動くことよりも大切なもの《日清戦争》
39 大失敗する案件の特徴《大坂冬の陣・夏の陣》
40 リスクは小さいうちに摘め!《藤原清衡》
41 歴史に学ぶことの難しさ 《平清盛》
42 時には逃げてもいい 《大久保利通/豊臣秀吉》
43 情報をいくら集めても答えが出ないときの戦略 《真田家》
44 いつも余裕がある人の特徴《武田信玄》
第7章 意思や意見を伝えて周りを動かす
45 「そんなの意味ない」と言われたら《明治の偉人達》
46 天然痘を撲滅せよ!《笠原良策》
47 日本最大の危機を救った男《藤井較一》
48 全てが有利になる条件は引き出せない《陸奥宗光》
49 なぜ、話が噛み合わないのか?《ポツダム宣言》
50 あれもこれもと手を広げることで失うもの 《板倉勝重》
従来の歴史の本と何が違うか?
歴史の本というと、難しそうなイメージ、そして、私達の生活には関係がないもの、というイメージがありますが、本書は、組織で働く人が遭遇する場面と似た状況に置かれた歴史上の人物の言動を取り上げておりますので、読みやすく、とっつきやすいものとなっております。
実は、私も歴史を学ぶことで成長できました
実際、私は入社当時英語も仕事も全くできず、法務部に配属後半年で部長に辞表を提出して会社を辞める寸前まで行きましたが、なんとか辞めるのを思いとどまり、その後は歴史の本をむさぼるように読みふけることで、仕事や生き方について学び少しづつ成長していくことができました。読んだ歴史関係の本は、実に数百冊に及びます。そして、入社して5年目には、当時の社内で最大規模のプロジェクトにおける法務部主担当を任されるようになりました。このような経験から、ぜひ、仕事に活かせるエピソードをまとめた本を出版し、特に、働くうえで迷いや悩みを抱えている方々にとって、打開策へのヒントとなればと思い、今回の出版に至りました。
どのような方のお役に立てる本か?
以下のような方にお勧めです。
・仕事で行き詰っている。
・もっと成長したいが、何をどうすればよいのかわからない。
・身近によいメンターになる人がいないため、働き方がよくわからない。
教科書のような固い話ではなく、興味深いエピソードとして歴史を楽しむことができるように工夫しました。年号とか、人物の名前などに詳しくなくても全然大丈夫です。
歴史が好きな方も、学生時代は歴史が苦手だったという方も、お近くの書店(丸善、紀伊国屋、ジュンク堂、有隣堂、くまざわ書店、三省堂等)などでお手に取ってパラパラめくってみてください。1つ1つのエピソードは長いものではないので(1つのエピソードで5ページ以内です)、書店さんでいくつかのエピソードを試しに読んでみていただければ幸いです。
なお、メルマガでのご連絡をご希望の方は、このホームページの右側のサイドバーの下の方にあるメルマガ登録をお願いいたします。セミナー開催情報や出版情報等を配信させていただきます。