11月26日(火)開催!『2時間半でわかる!EPC契約の基礎』の概要と受講方法
・オンラインセミナー:『2時間半でわかる!EPC契約の基礎』
このセミナーで得られるもの
- EPC案件に初めて関わることになった人でも、EPC契約の全体像と重要ポイントがわかる。
- 今後のOJTの効果が高まる(実務で得られる知識や情報を記憶に留めることが容易になります)
上記の点について詳しく説明すると、次のようなことです。
これからOJTの過程で得られる知識は、残念ながら、どうしても、断片的なものとなります。
なぜなら、実際の仕事で得られる情報は、学校の授業のように、初心者の方に向けて基礎から順序良く、理解しやすいように並べてやってきてくれるものではないからです。
そのため、初心者は、大量の知識を日々浴びることになるものの、一向に身につかないという事態が生じます。
特に、学ぶべき知識が膨大なEPC契約においてはなおさらです。
OJTを通して効率よく成長していくためには、今後実務で浴びることになる膨大な知識・情報を記憶に留めやすくするための母体となるもの、つまり、EPC契約の全体的な体系と特に重要なポイントを知ることが不可欠です。
これらを押さえていれば、個別にやってくる膨大な情報・知識について、相互の結びつきを自分で考えることで、整理して記憶にとどめやすくなります。
記憶にとどめやすくなれば、それを実務で引き出して使うこともしやすくなります。
OJTの効果が高まるとは、このような意味です。
実際、学校の勉強でも、全体像や重要ポイントを知らずに勉強する人は、とにかく暗記しようとしますが、やみくもな暗記は、結局覚えたそばからスルスルと記憶から逃げていきますし、また、応用が利かないので、苦労の割によい結果を残せません。
逆に、全体像を重要ポイントを押さえて勉強する人は、入ってくる知識や情報が容易にひっかかってくれる母体をもっていることになるので、複数の知識を整理し、関連付けて学ぶことができ、その結果、覚えやすく、また、応用しやすい使える知識として身につくため、成果が出やすいです。
セミナーの概要~なぜ、上記のものを得ることができるのか~
一般に開催されているEPC契約のセミナーは、初心者の方々には難しすぎる内容のものが多いです。
なぜ難しい内容になってしまうのか?
それは、通常、講師になる人は、この業界で数十年働いているような人が多く、そのため、EPC契約にかかわり始めたばかりのころの自分のことを忘れているからです。
または、講師になるような方の多くは、もともと契約が好きであったり、大学で法律を学んでいた方が多く、そのため、「EPC契約について何も知らない人」がどのような状態にあるのかを知らないのです。
そのため、「このくらいなら、言わなくてもわかるだろうな」と考えて、いきなり難しい話を始めてしまうのです。
そのような講義をされたら、初心者の方々は、最初の1分からわからなくてついていけなくなります。
そうなったら、その後の数時間の講義は、とても退屈かつ苦痛な時間になるでしょう。実際、私もそのような気持ちになったことが過去にあります。
また、EPC契約を体系的に教えることができる人は少ないです。
よく、EPC契約に自分が実務で経験し、失敗したことや記憶に鮮明に残っているプロジェクトの山場の話などを重点的に語られることがあります。
しかし、そのような講義は、単なる「お話」としては興味深いところもあるかもしれませんが、初心者の方が基礎から階段を上るように知識を積み上げていくには弊害の方が大きいです。
基礎もないのに個別の案件の失敗談をされても、そこから得られる教訓を応用することなどできないからです。
このセミナーは、あくまで、初心者の方に向けた基礎固めの講座です。
そのため、EPC契約に関する知識がゼロであるという前提で解説します。
実際、講師である本郷貴裕は、大学院こそ法学研究科を出ておりますが、大学は工学部卒であり、法律や契約は独学で身につけました。
また、東芝に入社した当初は、TOEICスコアが400点台であり、英文契約書は全く読めませんでした。
そのため、初心者の方が何につまずき、何を難しいと感じるのかを知っています。
そのため、本郷貴裕が出版している英文契約の参考書やオンラインセミナーは、初心者の方にとってわかりやすいとの評価を頂いております。
そんな本郷貴裕による『2時間半でわかる!EPC契約の基礎』の解説は、次のような概要となります。
EPC契約書の条文は、概ね、EPCにおいてとられる実際の行為の時系列に沿って定められています。
よって、EPC契約を理解するためにまず重要となるのが、契約締結から保証期間の満了まで、プロジェクトがどのような流れで進んでいくのかを理解することです。
また、EPC契約はかなりのボリュームをもつ契約ですので、読む際には、大きな視点を持たないと、読んでいるうちに迷子になります。
このセミナーでは、EPC契約の全体の流れを学べるのと同時に、①対価の支払関係、②責任関係、そして③クレーム関係という3つの視点に分けて重要ポイントを身につけることができます。
OJTに入る前の新人・若手の方がこの講義で扱う内容を身につけていれば、OJTで得られる知識が効率よく身につきます。
この講座を受講された方々のご感想
- 契約全体像が特に分かりやすかったです(
分かっているつもりではありましたが、 断片的な知識がまとまりました)。また、(一番の肝である)「 何が成功と言えるか」は、実は目から鱗でした。 このことをしっかりと意識しながら、 今後業務に取り組んでいきたいと思います。 - EPC契約などはある意味ニッチな世界なので、国内業務経験しかない若手からするとそもそも論から説明があり取っつき易いと思いました。
- 契約の基礎知識として有益だと思います。とくに、若いエンジニアには勉強になると思います。
- Plant engineerにわかりやすい説明になっていると思った。若手の早い段階(3年目ぐらい)で一度受講してもらうのがいいかもしれない。
- 分かり易く説明されており、法務目線・ビジネス目線で契約書を読む機会はこれまで無かったので、引合い書を作成する時に必要な知識の幅が広がったと感じています。新入社員の頃に出会いたかった内容でした。また再生速度を変えられたり、どんなデバイスでも視聴可能だったので、受講しやすかったです。
本郷塾のオンラインセミナーの受講者の方々のその他のご感想はこちらからご覧いただけます。ご参考ください。
・次ような方に向けた講座です。
①EPC契約業務にかかわり始めたばかりの方。
②EPC契約業務に数年間かかわっているが、基礎から学び直したい方。
➂法学部卒でも、法務部でもなく、海外営業や技術部門でEPC契約書業務にかかわる方々。
④将来、プラント建設案件のプロジェクトマネージャーを目指される方。
⑤今後、プラントエンジニアリング業界に転職を考えている方。
・開催日時:2024年11月26日(火) 13時から
・講義時間:約2時間半
・セミナーの形式:録画講義の配信
・講師:本郷塾 代表 本郷貴裕
・受講料:22,000円/人(以下に実質無料で受講する方法を記載しておりますので、ご参考ください)
・お申込み方法:以下メールアドレス宛に、受講を希望する講座名をご連絡ください(お名前は、本名である必要はありません)。こちらから折り返し、振込先口座をご連絡いたします。
hongojyuku@eln-taka.com
・お申込み・受講料のお振込み期限:2024年11月25日(月)
※なお、お申込み後に、セミナー当日に参加することができなくなった場合でも、一度受講料をお振込みいただいた後は、ご返金には応じられませんので、ご了承ください。ただ、当日参加できなかった方には、土日を含む2週間以内にご指定いただいた1日に本講義を個別にご視聴いただけるように手配いたします。したがいまして、「受講料を支払ったのに都合が合わなくて受講できない」ということはまず起こらないと考えております。
『EPC契約の実践編』の割引特典
この『2時間半でわかる!EPC契約の基礎』を受講された方は、
その後半年以内であれば、この講座の実践編である『EPC契約の実践編』(正規料金¥108,900(消費税込み))を¥29,700の大幅割引価格にて受講いただけます。
ご希望の方は、以下のメールアドレスまでご連絡ください。受講料の決済方法をご連絡いたします。
hongojyuku@eln-taka.com
このオンラインセミナーを実質無料で受講する方法:
本講義は、プラントエンジニアリング業界に勤める方々にとって、仕事に役立つ内容です。そのため、受講料は、受講者の方の自己負担ではなく、皆さんが所属する部門様にご負担いただくことができる性格のものであると思われます。実際、そのような形で本郷塾のオンラインセミナーを受講されている方は多いです。一旦は皆さんご自身で受講料を支払い、その後、こちらからみなさんに領収書を発行いたしますので、その領収書で所属されている部門様にご負担いただく方法もご検討ください。
なお、所属する部門のご責任者様には、講師である本郷塾の代表 本郷貴裕の以下のプロフィールをお示しいただくのがよいようです。
・一橋大学法学部大学院修了。東北大学工学部機械知能系卒業。
・株式会社東芝の法務部に勤務。プラント建設案件、合弁事業、M&A、国際仲裁案件など、主に海外案件に従事する。
・これまでに英文契約の参考書を5冊出版。中でも、『はじめてでも読みこなせる英文契約書』はこれまで12,000部発行されており、過去に出版された英文契約書の参考書の中で最も多くのビジネスパーソンに読まれている。また、『英文EPC契約の実務』は、日本を代表する複数のプラントエンジニアリング企業や総合商社様の法務部や海外営業部門において、必読図書に指定されている。
・月刊誌『ビジネス法務』にて1年間、『英文契約の基本的な表現』についての連載を担当。その他にも、『ビジネス法務』への記事の掲載を依頼されることがある。直近では、2023年10月号に掲載されている。
・昨年は、ENAAにて『EPC契約におけるクリティカルパスと同時遅延の扱い』についての講師として登壇し、300名以上の方々にご参加いただき、高い満足度を得ている。
・現在、資格取得スクールである資格セミナーの英文契約書講座の講師を務めている。
・現在、グローバル人財育成事業を手掛けるインサイトアカデミーの英文契約書講座の講師を務めている。
・これまで、プラントエンジニアリング企業、建設業、重電、重工業企業等の海外営業、法務、技術部門の方々に対面形式やオンラインセミナーによる社内研修を実施している。
本郷塾のオンラインセミナーが英文契約初心者にもわかりやすい理由
① 講師自身が元々工学部出身で、法律や契約を独学と実務を通して身につけたため、「英文契約の初心者」が何を難しいと感じ、どこで躓くのかを理解しております。オンラインセミナーでは、その点を踏まえて解説しています。
② 講師は、東芝時代に若手の教育係を担当しており、その間、「自分が到達したレベルに1年でも早く到達するにはどう教えたらいいのか?」を考えて日々仕事に取り組んでいました。この点は、出版している書籍にも反映されており、アマゾンに掲載されている書評レビューでも、「大変わかりやすい」との評価を多くの人から得ております。
③ 解説方法には、わかりやすいプレゼンになるための必須メソッドといわれている「紙芝居メソッド」を採用しています。紙芝居メソッドとは、1つ1つのスライドをブツ切りに解説するのではなく、全体の流れを重視して、スライド同士に繋がりがあるように解説する手法です。この紙芝居メソッドを利用することで、本郷塾のオンラインセミナーでは、解説テーマの全体像を押さえたうえで、流れよく理解できるようになります。
※ちなみに、講師がこの紙芝居メソッドを身につけたのは、工学部時代の研究発表の準備のときでした。工学部では、自分の研究についてスライドを用いてゼミなど、人前で発表する機会が多く、自分の研究テーマについて前提知識がない人にどうしたら自分の発表をすんなりと理解してもらえるか試行錯誤していった結果たどり着いたのが、この紙芝居メソッドでした。
講師から受講をご検討中の方へ
「元々海外案件に携わりたいなど全く思っていなかった私が2006年に電機メーカーに就職したとき、私は英文契約書を全く読むことができませんでした。
TOEICスコアは400点台で、おそらく、同期の中で最低点だったと思います。
それでも海外案件に無理やり関わらせられた結果、あまりにつらくて企業法務部に配属されて半年後の2007年の正月明けには上司に辞表を提出したこともあります。
しかし、その後本気になって取り組んだ結果、英文契約を克服し、その後は合弁契約、M&A、そして国際仲裁など、海外案件をメインに担当することになりました。
入社して5年目以降は、当時の社内で最大規模の海外向けプラント建設案件の法務部主担当になりました。
そして、自分が海外案件をこなせるようになった経験を活かし、新入社員の教育係も4年ほど経験し、その中で、英文契約を効率よく克服するための方法を実践しました。
独立後は100回以上の個別指導を行う中で、初心者の方が躓く点とそこをどのように解説すれば理解しやすくなるかを追及しました。
特に、次の点を意識することが重要です。
・日本語で理解できないことは、英語でも理解できない。だから、いきなり英文契約書を読んではならない。
・契約書を理解するために必要となる法律知識は限られている。だから、いきなり民法や商法といった法律の隅から隅まで勉強しようとしてはならない。
・契約の種類ごとに、「普通はこのように定められる」というものがある。それを単に暗記するのでは応用が利かないので、理由と共に理解しようとしなければならない。
これらの経験を活かし、「自分の到達したレベルに、1年でも早く達することができるようなものを」と思い作ったのが本郷塾の書籍やオンラインセミナーです。書籍は好評で、海外案件に携わる多くのビジネスパーソンの方にご利用いただいております。
書籍のご感想は以下のアマゾンのページからご確認いただけます。
『はじめてでも読みこなせる英文契約書』の感想
→Amazon.co.jp: はじめてでも読みこなせる英文契約書 eBook : 本郷 貴裕: Kindleストア
『英文EPC契約の実務』の感想
→英文EPC契約の実務 | 本郷貴裕 |本 | 通販 | Amazon
そして、この書籍よりもわかりやすく作られているのが本郷塾のオンラインセミナーです。
ぜひ、このオンラインセミナーを活用いただき、英文契約への苦手意識を払拭し、実務でご活躍できるようになっていただければと思います。」