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本郷塾で学ぶ英文契約

アマゾンの英文契約ジャンルでほぼ常に1位にランクイン!『はじめてでも読みこなせる英文契約書』

 
  2023/11/11

英文契約の参考書として最も多くの人に選ばれている本です!

 

 

英文契約の基礎が、段階的に、そして体系的に身に付きます!

全国各書店で発売中ですので、ぜひ、リアルの書店で実際にお手に取ってみてください!

ブログよりも詳しく、そしてわかりやすいものとなっております!

想定以上に売れています!

これまでお寄せいただいた読者からのコメントをご紹介させていただきます。

法律なんて勉強したことないけど、自分にもわかる!かにわかりやすい。』

『極めて実務的な内容!』

契約の本質から書き起こされている!』

初学者が躓く点について本当に丁寧に解説している!』

『第7章の初めて交渉する人、紛争対応する人へのアドバイスはどれも納得させられる』

二色刷りとても見やすい

構成がわかりやすい

『まるで、英語の参考書のようなつくり!』

ぜひ、法学部出身でない人も、英語が得意でない人も、アルの書店でお手にとって確認してみてください!

基礎から着実に力が付くはずです。

ここでは、本書の特徴についてご紹介いたします!

まずは、本書の「はじめに」の部分の全文を以下に抜粋します。これを読んでいただければ、本書が読者の方に何を提供し、どのような問題を解決するものであるのかをご理解いただけます。

~「はじめに」の全文抜粋~

なぜ、英文契約は難しいのか?その難しさを本書はどう解決するのか?

 

この本を手に取ってくださったあなたは、英語で書かれた契約書、つまり、 英文契約書について読もうとしている、あるいはまさに今勉強中の方なので はないでしょうか。

 

しかし、実際に英文契約書を読もうとしても、挫折してしまう方が多いと 思います。というのも、実際に英文契約書の条文に取り組んでみると、普通 の英文とはかなり異なるので「全然意味がわからない…!」と感じることが よくあるためです。

 

私も11年前に、そんなことを感じて挫折しかけた中の1人でした。重電 メーカーの法務部に配属されて数か月後に、上司から初めて英文契約書をチ ェックするように言われたときは、そのあまりの読めなさに愕然としました。 「こんなに難しい英文を読めるようになるとは思えない。今から部署異動で きないかな…」と本気で悩んだことを昨日のことのように覚えています。

 

しかし、そんな私が、英文契約書に関する「ある事実」に気がつき、その 気付きに基づいて勉強をはじめてから、英文契約書を理解する力が急速に高まっていったのです。

 

その気付きを得てからわずか数ヶ月で英文契約書についてほとんど辞書を使うことなく読み、チェックできるようにまでなりまし た。英文契約書を克服した後は海外案件が面白くなり、その結果、主に海外 案件を担当することになりました。

 

では、英文契約書を全く読めなかった私を変えるきっかけとなった「ある事実」とは何でしょうか?

それは、「英文契約書を読めるようになるために は英語の勉強が必要だが、それは、TOEICや日常英会話などの『普通の』 英語勉強方法だけでは不十分だ」ということです。以下、具体的に難しさの理由を列挙します。

 

(1) 専門用語の難しさ

まず、英文契約特有の専門的な英語を覚える必要があります。例えば、英 文契約書には、shallという英単語が頻繁に出てきます。

 

The Seller shall deliver the Product to the Buyer by the delivery date specified in this Agreement.

訳:売主は、本契約に定められている引き渡し日までに製品を買主に引き渡さなければ ならない。

 

このshallは、「~しなければならない」という「義務」を表します。英文 契約を初めて学ぶ方にとっては、mustではなくshallが「義務」を意味する、 ということだけでも大きな驚きでしょう。

 

(2) 法律・契約の基本的な知識がないと、訳せても意味がわからない

さらに、「そもそも契約とは何か?」といった点も含め、英文契約書を理 解するために必要となる「基本的な法律用語」および「海外との取引で頻繁 に使われる制度・概念」についても知らないと、「英文を日本語に訳せたが、 それが実質的にどのような意味なのか、法的な効果は何か」がわからないの です。この点、これまで法律や契約の勉強をされたことのない人が、それらについて実務で全く必要のない知識が盛りだくさんである分厚い法律の専門 書で効率よく学ぶことはかなり難しいでしょう。

 

(3) 一文が長く、構造も複雑な英文が多い

また、英文契約書の難しさは、「一文が長い」という点にもあります。どこに主語・動詞・目的語があるのかがわかりにくい英文も頻繁に登場します。 また、andとorがいくつも使われていて、それらが何と何をつなげている のかもすぐには判断がつかないものがよくあります。

 

(4) 各条文の本来あるべき姿(チェックポイント)がわからない

そして、英文契約書は、各契約書の種類ごとに「チェックすべきポイント」を理解していないとチェックできないという問題もあります。

英文契約書を読むことは、単に「読書」のように内容がわかれば良い、と いうものではありません。契約書は、「自社に不利な内容になっていない か?」という視点で読み、自社に不利な点があれば修正する必要があるもの です。

 

(5) アウトプットの練習ができない

現在世の中にある英文契約書関連の参考書の中には、アウトプットの練習 ができるものはほとんどありません。そのため、解説を読んで何となくわか ったような気になりますが、いざ実務で契約書を読み書きしようとするとな かなかできないことが多くあります。

 

上記の問題点を本書はどのように解決するか?

 

上記のような難しさを持つ英文契約書の勉強を、法学部出身者でもなく、 英語を得意としていない人にでも克服できるように作られたのが本書です。 その特徴は以下の5つです。

 

(1) 英文契約で頻繁に登場する専門的な英単語と、実務上最低限必要とな る契約・法律知識がわかる

法学部出身者ではない人でも、契約業務で必要となる法律・契約知識の基礎を固めることができます(第1章)。

 

(2) 英文契約の条文で頻繁に使われる「型」がわかる

これを身に着ければ、英文の主語・動詞・目的語等の構造を把握しやすく なります(第2章)。

 

(3) 条文の構造が目で見てわかる

売買契約、秘密保持契約、そして技術ライセンス契約の条文の大部分に英文の構造図を示しています。これにより、1文が長い英文について、文法的 にどのような点に気を付けて読めば良いのかが自然と身につくようにしてあ ります(第3章~第6章の各項目の「英文の構造」)。

 

(4) 契約の「本来あるべき姿」がわかる

本書で扱う契約は、秘密保持契約、売買契約、そして技術ライセンス契約 に絞っています。その理由は、この3つの契約こそが、企業が最も頻繁に取 り交わす契約であり、まずはこの3つを完璧に処理できるようになることが 初心者にとっては急務と言えるからです。そして、その他の契約(販売代理 店契約やM&A契約等)は、特に売買契約の応用であり、まずは売買契約を 理解することがそれらの契約に対応するための基礎となるからです。扱う契約を絞った分だけ、各条文においては、本来あるべき姿、つまり、チェック ポイントについて、なぜその点が重要なのか、なぜそう定めなければならないのかがわかるように詳しく解説しています。(第3章~第6章の各項目の 「条文のチェックポイント」)

 

(5) アウトプットの練習と理解度チェックができる

英単語やチェックポイントを理解できたか都度確認できるように、簡単なチェックテストを置いていますので、アウトプットの練習をしながら、かつ、理解度を確認しながら読み進めることができます。つまり、「なんとなくわ かったようなつもり」のまま読み進めてしまうことがないように工夫しています。(第1章~第6章の各項目の最後)

 

本書は上記のような特徴を持つので、

①   実際に検討するべき契約書と本書を見比べることで、チェックすべき事 項がわかり、

②   本書を繰り返し読み込むことで、数か月後には英文契約書を読みこなす 力が格段に高まっていることを感じられるはずです。

~以上、ここまでが「はじめに」の全文抜粋となります。~

 

本の目次

はじめに~なぜ、英文契約は難しいのか?その難しさを本書はどう解決するのか?~

第1章 契約書で特に頻繁に使われる専門用語と契約書の全体像

第2章 英文契約の基本的な型

第3章 売買契約書を読みこなす

第4章 秘密保持契約書を読みこなす

第5章 技術ライセンス契約書を読みこなす

第6章 一般条項を読みこなす

第7章 契約書のチェック、修正、交渉、および紛争対応

 

コラム

①なかなか英文契約を読めるようにならない本当の理由

②同じ意味?違う意味?

③何回やればできるようになるのか?

④英語が苦手な方へ~言葉とは何か?から考える上達方法~

⑤M&Aと技術ライセンス契約

⑥契約文言の問題なのか?

⑦英語が完璧になってからでないと、契約交渉に行きたくない?

 

本書で学べばできるようになること5つ!

1.法学部出身でなくても、英文契約書を読めるようになる!

理由:「契約とは何か?」「契約には主に何が書かれているのか?」「損害賠償とは何か?」という基本から、英文契約書を理解するために必要な法律・契約知識について、法学部出身ではない方々を対象にしてわかりやすく解説しています。

~どうして、そのような解説を書けるか?~

プロフィールにも記載の通り、著者である私は、もともと工学部でした。そこから独学して大学院で法律の世界に進みました。そのため、法学部出身でない人が、何につまずき、何を難しいと感じるのかを当然把握しています。それに基づき、基本から解説しています。

 

2.英語が苦手でも、読めるようになる!

理由:以下のような英文の構造図を掲載していますので、どこが主語で、どこが動詞か、andやorが何を繋いでいるのかを都度確認しながら読み進めることができます!これを繰り返していくうちに、無理なく自然に英文契約の読解力が上がります

~どうして、あえて英文の構造図を設けたのか?~

私は企業に入社した当時、TOEIC400点台でした。その時は、購入した英文契約書の参考書の英語が長くて複雑すぎて、全く読めませんでした。当時の私と同じような境遇の方に、少しでも負担を減らしていただきたいと考え、相当な数の構造図を挿入することにしました。

 

3.長くて複雑な英文も、その構造を把握できるようになる!

理由:英文契約の条文の基本的な型を示しています。そこに示されている型をまずはマスターすることで、英文を読んだ時に、「あの型か!」とわかるようになるでしょう。

 

4.英文契約の交渉の際に必要となるキーワードが口をついて出てくるようになる!

理由:各英文について、穴埋め式の確認テストがあります。これでアウトプットの練習をするうちに、英文契約の基本的な表現が記憶に刻まれ、いざ英語で交渉となったときに、「あれ?あれは英語でなんていうんだったっけ・・・?」という事態に陥ることを防ぎ、英語が出てくるようになります

~なぜ、穴埋め練習をすると英語が口から出てくるようになるのか?~

人間は、空欄にされるとそこを埋めたいという気持ちになる生き物です。ただ単純に英文を読むよりも、空欄を埋めようとして読むほうが、記憶に残りやすくなるのです。また、空欄にされている部分を埋めるには、その前後関係を理解していないと無理です。そのため、空欄の前後の単語も自然と強く意識するようになり、記憶に刻まれやすくなるのです。一度試していただければすぐに実感していただけます。ぜひ、書店で手に取って試してみてください。

5.売買契約(請負契約)、秘密保持契約、ライセンス契約、そして一般条項のチェックポイント・気を付けるべき理由がわかる!

理由:英文の単なる和訳にとどまらず、「その条文の何をチェックしなければならないのか?」「それはなぜなのか?」を詳しく解説しています。もちろん、ここでもブログと同様に、法学部出身ではない人を想定読者とした解説としていますので、誰でも、暗記ではなく、理屈で理解できるようになっています。そして、本書の解説は、ブログよりも詳しくわかりやすいものとしています。

~なぜ、「何をチェックしなければならないのか」と「その理由」を理解する必要があるのか?~

契約書を読む目的は、自社に不利な条文を見つけ、適宜修正するためです。「意味がわかればよい」という単なる翻訳では、業務においては意味がないのです。応用をきかせられるようにするためにも、「何をチェックしなければならないのか」「それはなぜか」をよく理解するように心がけましょう。

 

海外建設契約 / EPC契約にこれから携わる方々にとって、本書はどのように役に立つか?

もしかすると、このブログをご覧いただいている方々は、海外建設契約/EPC契約に携わる人が多いかもしれません。

その場合、本書はEPC契約を扱うものではないので、関係ないと思われるかもしれません。

しかし、そうではありません。

特にこれからEPC案件に関わる方は、初めてその契約書を見たとき、そのボリュームの多さに驚くことでしょう。

「こんな凄まじい量の英文、読めない・・・」と私も思いました。

何でも、段階を踏んで行った方が結果的に上達は早いのです。

この本は、「契約とは何か?」から、「shallやmayといった英文契約書の頻出単語」、そして「英文の型」について詳しく解説しています。

また、売買契約は、EPC契約で登場するLDやLOLといった仕組みが使われますので、被る部分もあります。

何より、売買契約は、EPC契約の基本となる契約と言えます。

まずは、さほど分量が多くない売買や秘密保持契約をマスターし、英文契約に慣れる。

その後、いよいよEPC契約の例えばFIDICやENAA、NECといった契約フォームを学ぶようにしたほうが、苦痛なく、段階的に力を高められます。

本書をそのような位置づけでご利用いただければ、これから海外建設案件/EPC案件に関わる方々にとって、基本を身につけるよいテキストとなるはずです。

まずは基本から攻めていってはいかがでしょうか?

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