学生時代に頑張ったことが「勉強」だと内定がでないか?~就活生へ~

      2020/01/30

 

今年の就職活動も佳境に入り、企業から内定を得ることができた方も増えてきたのではないでしょうか。

 

私が就職活動をしたのは今から11年前の2005年でした。

 

大分苦戦したのを今でも覚えています。

 

「面接マニュアルなんて読まなくても、自分は大丈夫、うまくやれる!」と自信をもって臨んだ面接で、ことごとく落とされました

 

そうしてようやく、慌てて面接関連のノウハウ本を読み漁りました。。それが役に立ったのかどうかはわかりませんが、最終的に内定を得たのは、内定式直前の9月の中旬を過ぎたころでした。

 

立て続けに面接で落ちてから内定を取得するまでの間は、ややオーバーな表現かもしれませんが、生きた心地がしませんでした

 

「もしかして、どこからも内定をもらえないんじゃないか?」

 

こんなことも思いました。

 

私は学生のときに、特段、サークルにも部活にもさほど本気で取り組まず、塾講師のアルバイトの他は、資格試験の勉強ばかりしていました。

 

そのため、面接の時には、「学生時代に頑張ったことは何ですか?」という質問に対して、どう答えたら内定をもらいやすいのかと、随分と悩みました。

 

正直に言えば、「勉強です」とか、「資格試験の勉強です」ということになるのでしょうが、それでは企業の採用面接官に好まれるとはとても思えませんでした。

 

「ただのまじめ野郎か」

 

「つまんなそうなやつだな」

 

こんな風に思われてしまいそうだと思ったからです。

 

 

さらに「勉強を頑張りました」ということに抵抗を感じていた理由は、私は、結局その資格試験に合格できなかったからです。

 

結局合格してないんじゃん。」

 

それで、本当に頑張ったっていえるの?

 

そう思われてしまうのだろうな、と思っていました。

 

というよりも、おそらく、誰よりも、私自身が自分のことを、そう思ってしまっていたのだと思います。

 

つまり、自分に自信が持てずにいたのです。

 

しかし、色々と悩んだ挙句、結局私は、「学生時代に一番頑張ったのは、勉強です」ということで貫き通すことにしました。

 

違うことも面接で言ってみたりしたこともあったのですが、それは本心からのものではなかったので、自分で言っていても、「なんか違うな」と思ってしまっていました。

 

「自分でそう思ってしまうようでは、他人である面接官に良い印象を持ってもらうことはできない」、そう途中で思いました。

 

そうして、おそらく面接官にはあまりうけないだろうなと思いつつも、もう自分に正直にいくしかない、と思って面接に臨み、「学生時代に頑張ったのは、勉強です」というようにしてから、不思議と面接がうまくいくようになりました

 

どうしてその資格を取りたいと思ったのか?

 

途中であきらめようと思ったことも何度かあったけれど、それをどのように乗り越えたのか?

 

結果的には落ちたけれど、どういう工夫をして自分は勉強したのか?

 

そして、そんなにしてまで取り組んだ資格試験をあきらめようと思った理由は何か?

 

こんなことを、正直に、なるべく具体的に語るようにしました。

 

そういう姿勢で面接に臨み始めてからすぐに結果は現れました。8月と9月に立て続けに2社から内定をいただくことができました。

 

面接中は、終始穏やかに話が進みました。それまでに落とされたときの面接とは全く違いました。

 

落とされた面接では、私は、全体の話の辻褄が合うように、という気持ちで臨んでいました。本当のことだけを話すのではなく、脚色をしようとしていたためです。

 

しかし、正直な気持ちで臨んだ面接では、そのような必要はなく、聞かれたことに淡々と答えることができました。

 

面接官にも恵まれたのかもしれませんが、なんとなく、自分に嘘をつくことなく、思ったことを正直に話すようにし、自分を面接で不当に大きく見せようとも、飾ろうともしなくなったことが、面接官から見て、何かよくみえたのかもしれません。

 

 

 

会社に入ってから、何度か面接官をしたことがあります。

 

面接官をしてみて思ったのは、学生時代に「何に一生懸命に取り組んだか」よりも、「どのように取り組んだか」「どうしてそれに取り組もうと思ったのか」の方が、次の面接に進んでもらうかどうかを決めるうえで大事だということです。

 

人は、自分が一生懸命に取り組んだことについては、そうでないことについてよりも、より具体的に語ることができます。

 

本当はしてもいないのに、なるべく面接官にうけようとして作った話と、そうではなく、本当にその人が打ち込んだことについての話とでは、話の詳細さ、具体性、さらには、その人から出る迫力のようなものが違うように感じました。

 

暑い中、スーツを着ての移動は大変だと思いますが、面接、頑張ってください!

 

記事をお読みいただき、ありがとうございました。

この本郷塾のブログの中に掲載されている記事の80%以上は、英文契約に関するものです。その中で、あえて上記の様な記事を読んでいただけたということは、おそらく、仕事の仕方・働き方について悩まれているのではないでしょうか。

 

私も、2006年に電機メーカーに入社したばかりのころは、本当に何もできないみじめな状態でした。プロフィールにも書いてある通り、2007年の1月には、「海外案件なんて自分にはこなせるようになるとは思えない・・・」と悩み、会社を辞めようとしたほどです。

 

その理由は、英語ができない、英文契約書を読みこなせない、というのもありますが、同時に、仕事の仕方がよくわからなかったのです。どう振舞えばよいのか、何が正解なのか、まるでわかっていないことも大きな原因でした。後にも先にも、あの時以上に手も足も出ないと感じたことはありません。そして、仕事がつらいと、人生全般も苦しいものになると、そのときよくわかりました。

 

そこで、英語の勉強、英文契約書をチェックできるようになるための努力をするのと同時に、「働き方」や「生き方」についても模索するようになりました。具体的には、歴史上の人物達が困難に遭遇したときに、どのようにそれを乗り越えたのか?彼らはどのようなことを考えて、積極的に生きようとしたのか?を学ぼうとしました。

 

はじめは、歴史上の人物なんて、自分とはかけ離れた英雄・偉人なのだから、自分などが彼らから学べるもの、真似をすることができるものなどないのではないか?という思いもありました。しかし、読み重ねていくうちに、こう思うようになりました。

「彼らも、結局は自分と同じ人間で、ただ、様々な条件が重なった結果、あのようなすさまじい結果を出すに至ったが、本当は、自分とそう変わりないのではないか?」

 

そして、「彼らの前に立ちはだかった困難な状況は、現代の社会人に当てはめるとどういう場面なのか?」と自分なりに捉え直すようにしました。すると、歴史がそれまでよりもずっと身近になりました。

 

もしかすると、このような考え方、つまり、歴史上の人物も普通の人たちなのだ、という考え方は、傲慢なのかもしれません。しかし、これによって誰に迷惑をかけるものでもありません。「あくまで自分の中だけで、過去の人から学び取ろうという気持ちになり、それで人生が好転するのなら、構わないのではないか?」こう思うようになりました。

 

初めは歴史小説を中心に読んでいたのですが、その後、「これは真実なのだろうか?」と思い、本当のところを調べるために、大学教授などの歴史専門家が書いている本を読むようになりました。

 

そして、いつのまにか、「仕事や生き方のヒントになるもの」を集めるようになりました。それが認められて本になったのが、今回出版した2冊目の著書『歴史が教えてくれる働き方・生き方』です。

 

実際、私は歴史上の人物たちの考え方や振る舞い方に励まされ、少しずつですが成長できました。そして、入社して5年目以降には、当時の社内で最大規模の発電プラント建設プロジェクトの法務部主担当になることができました。その仕事を任されなければ、おそらく、ここまで英文契約、特に海外プラント建設契約に詳しくなることはなかったはずです。当然、英文契約の参考書など、出版できなかったと思います。

 

会社の中での仕事では、英語ができる、または契約書を読みこなせる、といったスキルだけでは解決できない困難に出会うことがあります。そんなときに、今回の『歴史が教えてくれる働き方・生き方』がヒントになればと思います。

 

全部で50個のエピソードを掲載しました。社会人になると、こういう状況に遭遇することがあるのか、と思うような話も入れています。11つは短く、簡単に読めるものなので、書店でパラパラ試しに読んでみてください。その中に、1つでも、役立つものがあれば幸いです。

これから就職活動をする方々に参考にして欲しい記事

 

 

就職活動の面接でこれをすると落とされること4つ!

 

どうして面接では、「学生時代にがんばったこと」を詳しく聞かれるのか理由が知りたい方へ

資格試験に落ちたからしょうがなく民間企業の面接を受けることになり、落ち込んでいる方へ

絶対に、何が何でも、自分がやりたい職業につきたい!と考えている方へ

仕事は常に自分が主役になれるようにしたい!脇役になんてなりたくない!と考えている方へ

あ~、どの会社に入るかきめられない!と嘆いている方へ

「会社って、そもそも誰のもなんだろう?」と疑問に思った方へ

「自分には、きっと何の才能もないんだろうな・・・」と思っている方へ

学生時代と社会人って、一体何が違うんだろう?と思っているあなたへ

「総務とか、経理とか、法務などのスタッフ職のやりがいって、一体何なんだろう?」と思っているあなたへ

仕事ができるようになるために一番大切なものってなんだろう?と思っているあなたへ

「会社に入ってから、パワハラにあったらどうすればよいのだろう?」と不安なあなたへ

「就活が忙しくて授業の単位落としそう・・・!」と嘆いているあなたへ

「自分はいつも正しい。面接でもOB・OG訪問でも正しいことを堂々と語ってやる!」と意気込んでいるあなたへ

「会社に入ったら、同期とはずっと給料同じで差はつかないんでしょ?」と思っているあなたへ

「自分はなんでも完璧を目指す。完璧にできないなら、しないほうがいい!」と思い込んでいるあなたへ

「会社で評価される人ってどんな人なんだろう?」ということが気になるあなたへ

「仕事ができるサラリーマンになりたい!」と思っているあなたへ

「将来、今ある仕事の大部分は機械でできるようになるんじゃないか?そのときに備えて自分はどうすればいいんだ?」と今から不安を感じているあなたへ

「やばい!大学の授業の単位は、全部C評価ばっかりだ!」と今更焦っているあなたへ

「最近、就活のために疲れがたまってきた・・・」というあなたへ

 

上記の記事を読んで「もっと仕事について知りたい!」と感じた学生の方は、「仕事について」の記事もご覧ください

(※3分の1ほど上記の記事とかぶっています)。

 

 

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