自分に残された時間はあとどのくらいか?
2023/07/12

韓国のある大学の教授は、自分の机の上に、乾電池を抜いた時計を置いているそうです。
しかし、その教授は、その時計を使っていないわけではないそうです。
一年に一度、18分だけ時間を進ませているのです。
一年に一度だけ、18分だけ進ませて示しているその時間。
そう、それは、その教授の人生の時間を示しているのだそうです。
自分の寿命を80歳と仮定し、その80年を24時間に縮小すると、1年は18分になります。
そのため、一年に一度だけ、18分進ませるのだそうです。
そして、生まれた時を午前0時に合わせると、ちょうど、人の一生を表すような時間になるのだそうです。
例えば、人生時計の18時は、60歳になります。
ちょうど、会社での仕事を終えて帰ろうかな、という時間と、定年の時期があっていますね。
私はこれを知り、早速自分の人生時計を計算してみました。
すると、私はまだお昼休みに入る時間よりもずっと前の時間でした。
意外です。
会社に10年以上もいたし、もうだいぶ自分の人生を生きたような気もしていましたが、まだ昼休みも過ぎていなかったのか!と思いました。
もう一つ思ったのは、60歳でも、人生時計では、午後6時なんだな、ということです。
こういっては大変失礼ですが、自分が60歳になったときのことを想像すると、なんだか、人生の大半を過ぎたような気持になると思っていました(60歳以上の方、申し訳ありません!)。
しかし、午後6時というと、これから会社を出て、同僚や会社外の人と食事を楽しんだり、映画を見に行ったりして、これから楽しむぞ!といった気持になります。
60歳になった時点というのは、まだまだそういう時間なのですね。
この韓国人の教授は、この話をその著書の中で、特にこれから社会人になる人に向けて書いていました。
24歳を人生時間にすると何時でしょうか?
答えは、午前7時12分です。
思いっきり、朝ですね。
まさに、これから一日がスタートする、といった時間帯です。人生これからだ!と言って若者を励まそうとしてくれています。
自分のことを振り返ると、24歳のときは、まだ学生をしていました。
まだ社会を全く知らないときでした。
まさに、出勤前、という感じかもしれないですね。
こうしてみると、この人生時計で自分の人生を捉えると、多くの人にとって、「今の時間でも、まだまだ早い」、と思えるのと同時に、「年をとるのも楽しいこと」という気持になることができるような気がします。そうすると、気持ちが落ち着き、自分の人生、まだまだこれからだ!とも思えてきはしないでしょうか。
みなさんの時間は、何時ですか?
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