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技術ライセンス契約のチェックポイント①~技術ライセンスとは何か?~流れを理解する~

   

技術ライセンスとは何か?

 

技術ライセンスとは、簡単にいうと、自分がもっている「モノを製造するためのノウハウ・方法といった技術情報」を他者に対して「真似して使っていいよ」ということです。

 

通常、企業であれば、モノを製造するためのノウハウや方法といった技術情報は、とても大事で、他社に漏れないように厳重に管理されていると思います。真似されると、自分たちの強みが奪われてしまうからです。

 

でも、それを有償で、つまり、対価をもらう条件で、他社に公開し、「真似してモノを作っていいよ」と許諾することで利益を得る方法もあるわけです。

 

その際に締結されるのが、技術ライセンス契約です。

 

ライセンスとは、「許諾する」という意味の英語(license)です。

 

技術ライセンス契約では、自社がもっているノウハウや方法といった技術情報を他社に公開してそれを「使っていいよ」という当事者を、「ライセンサー(licensor)」と呼びます。

 

一方、ノウハウや方法を教えてもらう当事者を、「ライセンシー(licensee)」と呼びます。

 

この技術ライセンス契約の特徴は、対象が「モノ」という有体物ではなく、「ノウハウや方法」といった無形のものである点です。

 

そのため、企業がよく締結する売買契約とは大分異なる面があります。

 

具体的には、モノのような有体物が契約の対象となる場合には、モノに対する「所有権」が存在しますが、技術情報のような無形のものが対象となる場合、「所有権」という概念が存在しません。このことが、売買契約と技術ライセンスとの間に様々な差を生じさせます。

 

そして、一般的には、技術ライセンス契約は、売買契約よりも、検討するのが難しい、高度な契約と捉えられております。

 

そのためか、技術ライセンス契約を他社との間で結ぶ場合には、社内の法務部門・知的財産部門といった専門部隊のチェックを事前に受けることを必要としている企業が多いのではないかと思います。

 

とはいえ、この技術ライセンス契約も、他の契約書と同様に①その流れ、②検討ポイントを理解すれば、チェックすることはそう難しいことではありません。

 

このブログでは、技術ライセンス契約をチェックできるようになるために解説をしていきたいと思います。

 

技術ライセンスの流れ

 

まず、技術ライセンス契約の主要な流れを以下に簡単に列挙します。

 

ここでは、ざっとその流れを目で追ってみてください。

 

次回から、詳しく解説します。

 - 技術ライセンス契約のチェックポイント