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言われなくてもできてほしい

      2018/05/06

 

営業部門のNさんと飲みに行ったときに聞いたはなしです。

 

Nさんは、中途採用でうちの会社に入った人でした。年齢は、私よりも7つほど年上でした。

 

Nさんは最初、旅行代理店に入社したそうです。

 

その旅行代理店は、当時採用枠を絞っており、非常に狭き門を潜り抜けて内定を得たそうです。

 

私は、もうじき採用の一次面接の面接官をすることになっていたこともあり、Nさんがどうしてその狭き門を通ることができたのか興味がわき、Nさんに聞いてみました。

 

するとNさんは、次のように言いました。

 

「礼儀・・・かな」

 

「礼儀?」

 

「うん。入社してから、私を面接してくれた人に会ったときに、どうして私をとってくれたのかきいたんですよ。そうしたら、「礼儀がちゃんとしてたから」って言われたんです。」

 

「具体的にどんな礼儀ですか?」

 

「私が面接室に入ったとき、誰もいなかったんです。それで、置かれていた席に座っていたら、ガチャって音が聞こえて、面接官が入ってきたんです。」

 

「はあ。」

 

「その瞬間、私は席を立って、「よろしくお願いします」っと言いながら頭を下げて挨拶をしたんです。」

 

「それで?」

 

「それがよかったらしいです。」

 

「え?それだけですか?」

 

「そう思いますよね?でも、その時の面接でそれができた人って、私一人だったらしいですよ。」

 

「え?たった一人ですか?」

 

「はい。他の人たちは、席に座ったまま挨拶するとか、何も言わない人ばかりだったそうです。」

 

「へ~、でも、それだけで採用ってどうなんだろうって思ってしまいますけど。」

 

「そう。私もそう思って聞いてみたんですよ。「それだけですか?」って。そしたら、「もちろんそれだけじゃないけど、あれが大きかったって言ってました。その面接官だった人が言うには、「ああいうことを言われずにできる人が欲しいんだよね」って言ってました。」

 

「言われずにできる人?」

 

「はい。あのくらいのこと、言われれば誰でもできることじゃないですか。でも、そんなことをいちいち言うのって、面倒くさいらしいですよ。それに、ああいうことを注意すると、若手からは、「なんだよ、うるせえな。」とか、「細かいこといってんじゃねえよ」とか思う人っているじゃないですか。そういうことを思われるのかなと思いながら注意するのが嫌らしいです。だから、そういう基本的な礼儀を言われずともできる人が欲しかったらしいですよ。」

 

 

 

確かに、後輩に礼儀を注意するのは、結構勇気がいるような気がします。

 

注意した後で恨まれるんじゃないか、嫌われるんじゃないか、と思ったり、逆に傷つかないように不必要に気を使ってしまったりすることもあります。

 

そんなことを自分が気にしないといけなくなるような人はそもそも採用したくない、と思う面接官がいることもなんとなくうなずけます。

 

もしかしたら、本当は周りから、「もっとこうしたらいいのに」と思われているけれど、注意されていないだけ、ということは結構あるのかもしれません。自分はちゃんと礼儀正しく行動しているか?と自分を振り返ってみようとこのNさんの話を聞いて思いました。

 

仕事に関する記事の目次

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リスク管理をしっかりしたいと思っている人へ

何をやるにも、人の目や評価が気になってしょうがない人へ

「会社って、そもそも誰のものだっけ?」と疑問を抱いている人へ

「自分には何の才能もない」と思っている人へ

部下を上手に叱る方法を模索している人へ

仕事における段取りや根回しってどんなものかよくイメージできない!という人へ

何かの資格試験に落ちて、「もう人生終わりだ!」と思っている人へ

新しいことをしようとしたら、周りから猛烈な反対を受けて、しょんぼりしている人へ

「完璧にできないくらいなら、初めからしないほうがよい」と思っている人へ

本当は主役になりたいのに、いつも主役になれないと落ち込んでいる人へ

「絶対にやりたい仕事につきたい!」と考えている人へ

上司に取り入っていろうとしている人を見ると、寒気がしてきてしまう人へ

いつも残業しているが、そんな現状をなんとか変えたいと本気で思っている人へ

会議になると、いつも発言することをためらってしまう人へ

「仕事で評価される人は自分とは何が違うんだろう?」と疑問に思っている人へ

文章の作成スピードを速めたいと考えている人へ

いつも失敗するのがこわくて挑戦できない人へ

いつも嫌な仕事を任されることが多い、と嘆いている人へ

「社会人になると、学生の時と一番何が違うんだろう?」と疑問を抱いている学生の方へ

「仕事って、どんなときに楽しさを感じられるんだろう?」と疑問を持っている人へ

「絶対に失敗したくない!」といつも考えている人へ

「部内の飲み会なんて、どんなに遅刻してもよい、なぜなら仕事じゃないんだから」と考えている人へ

学生時代に頑張ったことが「勉強」だと、就活に不利だと思い、やりたくもないサークルに今から入ろうかな、と考えている学生の方へ

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「もう、自分が輝ける時間は残り少ない」と悩んでいる人へ

「給料を上げる方法を知りたい!」という人へ

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記憶力をアップさせたい!という人へ

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いつも、なんでもかんでも先輩や上司に相談、報告している人へ

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