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給料を上げる方法は?

      2017/03/04

 

「Takahiroさん、会社において、給料を上げる方法を知っていますか?」

 

二人きりの会議室で、部長は私にこう質問しました。

 

「え・・・。給料ですか?まあ、一生懸命仕事に取り組むことじゃないでしょうか?」

 

すると部長は不機嫌そうな表情をして言いました。

 

「仕事を一生懸命するなんていうのは当たり前ですよ。そんなことで給料が上がるなら苦労しません。普段、もっと気を付けるべきことがあるじゃないですか~。」

 

そういわれても、私は日ごろ、特段、給料を上げようと思って会社で働いているわけではなかったので、この質問にはそれ以上答えることができませんでした。

 

そもそも、会社員は、給料は同期ではみな似たり寄ったりで、さほど差がつかないのではないかと思っていました。給料を上げる方法なんて、そんなノウハウ的なものがあるのだろうか?

 

そんな私にしびれを切らし、部長は自分で答えを言い出しました。

 

「会社員が給料を上げる方法は、3つあります。1つ目は、昇進です。2つ目は、賞与の金額を上げることです。そして3つ目は、昇進せずとも、毎月の給料の金額を上げることです。」

 

意識したことはありませんでしたが、確かに、言われてみればその通りだと思いました。なるほど。しかし、これって別に、給料を上げるためのノウハウでもなんでもないような・・・。

 

そう思っていたところ、部長はこう続けました。

 

「もしもTakahiroさんが、給料を順調に増やしたいと思うなら、この3つをどのようにしたら上げることができるか、これを考えながら日ごろの仕事に取り組む必要があります。」

 

「はあ・・・。」

 

「一つ重要なのは、この3つは、全部、上司に評価されなければ上がらないということです。どんなに一生懸命仕事をしても、上司の目に留まり、それを評価してもらえないと、給料には反映されないのです。この点、どのくらい意識していますか?」

 

私は特にこの点を意識したことはありませんでした。それに、「たとえ意識したとしても、結局、やるように言われた仕事をしっかりとこなすこと以外にないじゃないか」そんな風にも思いました。

 

すると部長は、そんな私の表情を見て、私が心の中で思っていることを察したのか、こういいました。

 

「さっき、「一生懸命頑張っていれば給料は上がる」と言っていましたが、重要なのは、どう頑張るかです。例えば、たいして難しい仕事だと上司から思われていないことを、それを上司の期待通りにしたとして、それだけで評価してもらえると思いますか?」

 

「え?期待通りにすれば、評価していただけるのかと思っていましたが・・・。違うんですか?」

 

すると部長は首を振り、こう言いました。

 

「期待通りの成果では、「普通」だとしか思ってもらえません。つまり、可もなく、不可もなくです。これは、悪い評価ではありませんが、とびぬけた評価ではありません。8割の人が得られる「普通」の評価です。」

 

私は、「それでいいんじゃないか」と思いました。「普通」の何が悪いのか。「普通」で十分じゃないか。

 

「会社の中には、この「普通」の評価を超える評価を賞与の度に、あるいは毎年の給与評価の際に得ている人もいます。それは、会社全体の中のわずかではありますが、そういう人たちもいるのです。そういう人は、同期のなかでも昇進が速く、当然毎月の給料も多くもらっています。金額は言えませんが、賞与の額も大分違います。」

 

部長は私の表情をちらっと見て、こう質問しました。

 

「Takahiroさんも、そういう評価を得たいと思いませんか?」

 

そういわれて、私は少し動揺しました。確かに、もらえるものであればもらいたい。給料は決められたペースでしか上がらないものだと少しあきらめていたところもありましたが、もしももっともらえるのであれば、それに越したことはないじゃないか。

 

「・・・どうすればいいんですか?」

 

私は部長にこう聞きました。

 

すると部長はこう言いました。

 

「報酬以上の仕事をしようとすることです。」

 

「報酬以上・・・?」

 

「いいですか?Takahiroさん。報酬は、行った仕事の対価です。その報酬を上げるには、期待された以上のことをすればいいのです。」

 

「それって、「質を高める」ということですか?」

 

「いえ、必ずしもそういうわけではありません。例えば、5つの仕事があったとして、3つについて質を高めたために残りの2つができなくなったという場合、それはまったく評価に値しません。5つ仕事を与えられたら、5つ全てこなさなければならないのは当然です。また、残業してまで質を高めてほしいとも思っていません。合格点を超える仕事をしているのに、その合格点を超えるために残業をしても、それは期待を超えたことにはならないです。」

 

「???・・・では、何をすれば評価される「期待の超え方」になるんですか?」

 

「言われていないことをやることです。」

 

「言われていないこと?」

 

「いいですか?Takahiroさん。仕事なんて、そのほとんどが、やればできる程度のものなんです。仕事の中で、「とてもできそうにない」ものなんて、ほとんどありません。それなりの人がやれば、それなりにできてしまう、それが仕事です。いや、だからこそ、仕事として成り立つんです。「仕事」=「すごく難しい、一部の人にしかできないもの」というものではないんです。」

 

「はあ・・・。(何を言いたいんだろう?)」

 

「そんな、言ってみれば、多くの普通の人ができてしまう仕事で周りと差をつける方法は、もはや、「言われていないことをすること」つまり、「上司が期待していないことをやる」くらいしかないと思いませんか?だから、さっき私は、「期待を超えること」といいましたが、正確には、「期待していないこと」といった方がいいですね。

 

多くの人は、「言われたことをすればいい」と、そう思っています。まじめな人は、「言われたことを高いレベルで仕上げよう」と思うでしょう。しかし、仕事そのものがさほど難しくないものである場合、普通よりも高いレベルで仕上げるというのは逆に難しかったりします。それに、仕事はスピードが求められる世界です。合格点を超えていればよしとされる世界で、不必要に質を追求するという姿勢は、必ずしも評価されるものとは言えません。

 

そのため、与えられた仕事で合格点を超えるようにこなせたら、あとは、いかに「やるように言われていないこと」で会社、つまり他の従業員に何かしら貢献できることはないかを考えてください。この意味、わかりますか?」

 

「・・・はい。・・・なんとなく・・・。ただ、じゃあ、具体的に何をしたらいいのかが分からなくて。それに、余計なことをしてしまったらどうしよう、とも思います。」

 

「それを私に聞くのは間違いです。なぜなら、それでは「言われていないことをした」ことにならないからです。私が「これをやってください」とTakahiroさんに支持していないこと、そしてそれが、会社に何かしら貢献するものであること、これをTakahiroさんがしたと私が思えば、それは間違いなく、良い評価につながります。それに、誰かに貢献することをしようとしたとき、その誰かに許可を得る必要は基本的にありませんよね?もしもTakahiroさんが誰かの貢献につながると思ってやった行為が、その人にとって迷惑になるのなら、きっとその人は「それはしないでほしい」といってくるでしょう。その時は内容を改善すればよいのです。」

 

そして最後に部長はこう付け加えました。

 

「やるように言われていないこと」で誰かのためになることをしようとすることは、ぜひ練習してください。世の中に出てくる新しい製品のほとんどは、「こんなの作ってほしい!」という市場の声をもとにして作られたわけではありません。市場からは明確な声は上がっていないが、市場をよく観察することで、「こんなのがあったらより便利でよい世の中になるのではないか?」と気づいた人たちによって作り出されるのです。我々はスタッフですが、そういう視点で日ごろの業務に取り組むことは、メーカーに勤めるものとしてものすごく重要なことだと思います。そして、「言われていないことを自分から進んでやること」は、必ずや昇進や給料アップにつながります。

 

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いつも嫌な仕事を任されることが多い、と嘆いている人へ

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「仕事って、どんなときに楽しさを感じられるんだろう?」と疑問を持っている人へ

「絶対に失敗したくない!」といつも考えている人へ

「部内の飲み会なんて、どんなに遅刻してもよい、なぜなら仕事じゃないんだから」と考えている人へ

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