Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

「~に従って」「~に定められている」という表現を覚えよう!

      2017/03/11

英文契約のドラフトの練習 第16回です。

 

英文契約の中で、頻繁に使われる表現があります。

 

今回と次回でご紹介する表現は、その中でも特によく使われる表現ですので、意味のみならず、使い方も覚えていただければと思います。

 

「~に定められている」と「~に従って」という表現です。

 

契約書では、当事者の権利義務についての条文がたくさんあります。

 

この権利義務は、「ある条文に定められている事項に従って義務を履行しなければならない」または、「添付資料に定められているルールに従って権利を行使できる」といった形で定められることが多いです。

 

そのため、「~に定められている」と「~に従って」という表現を覚えておくと、読むときだけでなく、書く時も、とても便利です。

 

以下に、「~に定められている」と「~に従って」を意味する表現を列挙します。

 

「~に定められている」

表現 使用例とその訳
…specified in the test(s) specified in Appendix 7

添付資料7に定められている試験

…provided in approval of design provided in Article 20

第20条に定められている図面の承認

…stated in all the conditions stated in Article 11

第11条に定められている全ての条件

…described in any test not described in this contract

この契約に定められていない試験

…listed in the documents listed in Article 1.1

第1.1条にリスト化されている図書類

…stipulated in interest stipulated in Article 12.3

第12.3条に定められている利息

…set forth in the period set forth in this contract

この契約書に定められている期間

…prescribed in the conditions prescribed in Article 6

第6条に定められている条件

…defined in payment schedule defined in Appendix 5

添付資料5に定められている支払スケジュール

 

「~に従って」

表現 使用例とその訳
in accordance with The Purchaser shall pay the Contract Price to the Seller in accordance with the payment schedule attached hereto.

買主は、本契約に添付された支払い条件に従って、売主に対して契約金額を支払わなければならない。

pursuant to In this case, such dispute or difference may be finally settled by arbitration pursuant to the Article 40 (Arbitration) hereof.

この場合、かかる紛争または相違は、本契約の第40条に従って仲裁によって最終的に解決される。

subject to The Seller shall issue the notice to the Purchaser subject to the requirements set forth in this Article 10.

売主は、買主に対して、その通知を第10条に定められている要求に従って発行しなければならない。

as per 英英辞典における意味:following something that has been decided
under 英英辞典における意味:according to an agreement, a law or a system

 

もしかすると、underは、in accordance withとは異なる意味では?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、英英辞典によれば、underには、according to an agreement, a law or a systemという意味があり、これはin accordance withやpursuant toと同じです。また、より簡易な英語を英文契約書の中で使っていこうというplain English movementの中では、in accordance withやpursuant toよりも、underを使用するように推奨されているようです。

 

上記の中で、もしも自分で条文を書く場合には、どれを使うかを決めておくと、迷わずに使うことができて便利かと思います。

 

ちなみに私は、「~に定められている」には、set forth inを、「~に従って」には、in accordance withまたは、pursuant toを使うことに決めています。

 

英文契約の条文を書く際に知っておくと役立つ12個のルール

英文契約における「よい条文」とは何か?

英文契約の条文はできる限り「権利」ではなくて「義務」を中心にして書く!

英文契約の条文を「義務」を中心にして書く練習

英文契約書の不要なshallを削除しましょう!

英文契約書の中の不要なshallを削除する練習

英文契約の条文は、できるだけ能動態で書こう!

英文契約において受動態で書かれている条文を能動態にする練習

主語、(助動詞)、動詞、目的語はできるだけ一塊にしましょう!

できる限り、名詞よりも動詞で表現しようとする!

名詞ではなく、動詞で表現する練習

there is構文およびit is… for …to do構文はなるべく使わないようにしましょう!

ofを削除できないか検討しよう!

不要なofの削除の練習

here-を使って条文をすっきりさせる!

「~に従って」「~に定められている」という表現を覚えよう!

「~に従って」「~に定められている」という表現を使う練習

原則を示す表現と例外を示す表現を覚えよう!

原則を表す表現と例外を表す表現について練習しよう!

英文契約における条文の基本類型を覚えよう!

英文契約の条文の基本類型を練習しよう!

 

 - 英文契約のドラフトの練習