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「できなかった」と「やらなかった」の違い

      2017/02/05

 

「「できなかった」は、「やらなかった」よりも、ほんの少しだけですが、価値があります。」

 

 

これは、私がまだ小学生だったときに読んだ、確か、週刊少年ジャンプの読み切りの漫画の中でそのヒロインが主人公に向けて言った言葉です。

 

最初にこの言葉を読んだ時、私は意味が全く分かりませんでした。

 

「できなかった」と「やらなかった」・・・?どっちも同じじゃん。

 

こんな風に思いつつも、しかし何か引っかかるものがあり、そのくだりの前後を何度か読み返し、ようやくその意味を理解しました。

 

小学生のときは、多くの人は、まだ、「努力することの大切さ」とか、「物事に挑戦することの大事さ」などということはなかなか理解できないのではないでしょうか。少なくとも、この漫画を読んだ時の私は、まさにそんな小学生でした。

 

しかし、この言葉は、不思議とその後も私の心の中に残り、30年近くたった今でも覚えている言葉になっています。

 

 

 

会社で働き始めたころからか、私は、この言葉を漫画に入れたその漫画家の気持ちを勝手に想像するようになりました。

 

そして、「きっと、あの漫画家は、この言葉を伝えたいと思って、あの漫画を描いたのだろう」と思うようになりました。

 

 

 

「漫画家になりたい」

 

こんなことを自分の家族や子供が言い出したら、多くの人は反対することでしょう。

 

きっと、「もっと自分の人生まじめに考えろ」

 

「漫画なんかで成功できるのはほんの一握りの天才だけだ」

 

こんな風に言ってしまうのではないでしょうか。

 

この漫画をかいた人も、そんな周りの反対にあいつつも、それを振り切り、読み切りの漫画をかいていたのかもしれません。

 

そのとき自分に言い聞かせたのは、「「できなかった」は、「やらなかった」よりも、ほんの少しだけですが、価値があります。」だったのではないでしょうか。

 

 

 

私は、その漫画家の名前も覚えていないし、その後その漫画家が何かで連載をしたのかもわかりません。そのため、漫画家としての成功を手にすることができたのかどうかも知りません。

 

私が覚えているのは、ざっくりとした荒筋と、このヒロインの言葉です。

 

この言葉に出会って30年近くたった今、私がこれまで生きてきた中で好きな言葉を一つ挙げるように言われたら、これになるように思います。

 

 

 

このヒロインの言葉は、「挑戦することは大事」という一言に要約できるでしょう。

 

しかし、もしもあの漫画で、ヒロインが主人公に対して言ったセリフが「挑戦することは大事なことですよ」だったとすれば、おそらく、私はその言葉を30年近くも記憶にとどめることはなかったでしょう。

 

不思議なことに、要約するとごくごくありふれた言葉に感じられ、私に何の感動も引き起こさせないこの言葉に、私はこれまで何度も励まされたような気がします。

 

何かをしようと思ったときに、私はよくこう思いました。「いや、でも、やっても結局失敗するんじゃないか?それなら最初からしないほうが傷つかずに済むんじゃないか?」

 

こんな風に思ってしまいそうになる瞬間に、この言葉は、自分に「とにかくやってみる勇気」をくれました。

 

 

 

この言葉に限らず、人生でつらい時や苦しい時期に、落ち込んでいた自分を励ましてくれる、そして、何かを気づかせてくれたのは、いつも誰かの言葉だったように思います。それは身近な人の言葉だったり、本に書いてある誰かの言葉だったり、そしてそれは、現代を生きる人のものではなく、はるか紀元前を生きた昔の偉人の名言だったりもします。

 

それらの言葉が、自分以外の他の誰かにとっても同様に意味のある言葉になるとは限りませんが、このブログの中でいくつかご紹介したいと思います。もしも、誰かの心にも何らかの感動や気づきを引き起こすものがあれば幸いです。

 

仕事に関する記事の目次

何かに挑戦したいと思っているのに、そのための一歩が踏み出せないでいる人へ

リスク管理をしっかりしたいと思っている人へ

何をやるにも、人の目や評価が気になってしょうがない人へ

「会社って、そもそも誰のものだっけ?」と疑問を抱いている人へ

「自分には何の才能もない」と思っている人へ

部下を上手に叱る方法を模索している人へ

仕事における段取りや根回しってどんなものかよくイメージできない!という人へ

何かの資格試験に落ちて、「もう人生終わりだ!」と思っている人へ

新しいことをしようとしたら、周りから猛烈な反対を受けて、しょんぼりしている人へ

「完璧にできないくらいなら、初めからしないほうがよい」と思っている人へ

本当は主役になりたいのに、いつも主役になれないと落ち込んでいる人へ

「絶対にやりたい仕事につきたい!」と考えている人へ

上司に取り入っていろうとしている人を見ると、寒気がしてきてしまう人へ

いつも残業しているが、そんな現状をなんとか変えたいと本気で思っている人へ

会議になると、いつも発言することをためらってしまう人へ

「仕事で評価される人は自分とは何が違うんだろう?」と疑問に思っている人へ

文章の作成スピードを速めたいと考えている人へ

いつも失敗するのがこわくて挑戦できない人へ

いつも嫌な仕事を任されることが多い、と嘆いている人へ

「社会人になると、学生の時と一番何が違うんだろう?」と疑問を抱いている学生の方へ

「仕事って、どんなときに楽しさを感じられるんだろう?」と疑問を持っている人へ

「絶対に失敗したくない!」といつも考えている人へ

「部内の飲み会なんて、どんなに遅刻してもよい、なぜなら仕事じゃないんだから」と考えている人へ

学生時代に頑張ったことが「勉強」だと、就活に不利だと思い、やりたくもないサークルに今から入ろうかな、と考えている学生の方へ

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