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自分の才能に気が付くとは、どういうことか?

      2017/06/18

 

自分にはどんな才能があるのだろう?

 

こんなことを思うことはないでしょうか?

 

私はあります。

 

才能を、英語ではgiftといいます。

 

gift=贈り物、与えられた物、という意味です。

 

誰から与えられたのかと言えば、それは生まれながらのものですので、両親からなのか、または、神なのか。

 

とにかく、自分以外の誰かから与えられた、生まれながらに備わっているもの、という意味がこのgiftという言葉からも読み取ることができます。

 

では、才能は、特別な人にしか備わっていないものなのでしょうか?

 

それとも、誰にでも、何らかの才能が与えられているのだが、単にそれに気付けないでいる人が多いだけなのでしょうか?

 

今回は、類まれなる才能を持っていた歴史上の2人の人物についてご紹介したいと思います。

 

 

黒船を作ったちょうちん張替屋

 

1853年、浦賀沖に米国の黒船4隻がやってきました。

 

皆さんご存知のペリーです。

 

この年から、日本では幕末の動乱が始まります。

 

この黒船を見たとき、風を受けるための帆も張っていないのに進んでいる巨大な船を見て、当時の日本人は驚きました。

 

「あの船はどうやって動いているのだろう?」

 

そんな黒船に多くの人が驚愕している中、「あの黒船を、自分の藩でも作ってやろう!」と思った人達が、少なくとも3人いました。

 

薩摩藩主の島津斉彬

 

佐賀藩主の鍋島閑叟

 

宇和島藩主の伊達宗城

 

この3人の藩主が、「外国人に作れて俺たち日本人に作れないわけがない!」と信じ、自分たちの家臣に黒船を作るように命じました。

 

この3藩は、最終的には、黒船、つまり蒸気船を作り上げてしまうのですから、すごいですよね。

 

特に、宇和島藩でこの黒船を作る仕事に抜擢されたのは、「嘉蔵」という一人の男でした。

 

嘉蔵は、宇和島藩士ではありませんでした。

 

嘉蔵の仕事は、ちょうちん張替でした。

 

さらに、嘉蔵は、平人の中では最下級の身分だったそうです。

 

思いっきり貧乏で、自分一人が食べていくのもやっと、という人でした。

 

なぜそんな嘉蔵が黒船づくりに抜擢されたのでしょう?

 

普通、藩主が作れと命令したのですから、宇和島藩士の中から優秀な人物が担当するべきですよね?

 

嘉蔵は、ちょうちん張替だけではとても食べていけないため、何でも壊れたものを修理する、という仕事もしていました。

 

つまり、とても器用な人だったのです。

 

その器用さが見込まれ、色々な縁によって、宇和島藩による黒船づくりに関わることになりました。

 

嘉蔵本人も、黒船なんて見たこともないものを自分が作れるわけがない、と当初は思っていたようですが、何しろ嘉蔵からしてみれば途方もなく身分が上の人たちから、「必ず黒船を作るように!」と言いつけられたため、彼は黒船づくりに奮闘することになります。

 

彼は黒船づくりの難しさのみならず、その身分の低さからくる様々な困難に遭遇しました。

 

しかし、嘉蔵はそれら困難を乗り越え、最終的には黒船を作り上げてしまうのです。

 

 

 村医者が倒幕軍の最高司令官に

 

徳川幕府を倒した藩はどこか?

 

こう問われたら、「薩長」、つまり、薩摩藩と長州藩、と思いつくのではないでしょうか?

 

特に長州藩は、幕末の一時期は、朝敵とされ、幕府による長州征伐によって滅亡の危機にすら陥りました。

 

明治維新後に維新の三傑と呼ばれるに至る桂小五郎も長州藩でしたが、長州藩が朝敵とされたときは、変装しながら、命からがら京都から必死の脱出をしました。

 

そのくらい、長州藩は厳しい時期がありました。

 

しかし、長州藩は滅亡しませんでした。

 

それどころか、第二次長州征伐として長州藩に攻め込んできた幕府軍を打ち破りました

 

これにより、「もはや幕府にはかつての力はない」と諸藩が思うきっかけとなり、その後は鳥羽伏見の戦い戊辰戦争で幕府軍は敗れ、明治の世になりました。

 

その意味で、第二次長州征伐での幕府軍の敗北は、明治維新におけるターニングポイントといってよいでしょう。

 

この重要な局面であった第二次長州征伐の際に、長州藩の最高司令官を務めたのは誰かご存知でしょうか?

 

これは、大村益次郎という人です。

 

あまり聞いたことのない名前かもしれません。

 

靖国神社に大きな銅像がありますが、その銅像が、大村益次郎です。

 

彼は、長州藩の鋳銭司村という村の医者でした。

 

武士ではありません

 

刀を自ら抜いて振り回したこともあったかどうか・・・。

 

馬には乗ることもできなかったようです。

 

そんな人が、長州藩の存亡をかけた戦いで、軍の最高司令官に抜擢されたのです。

 

結果、彼の指揮した長州軍は、幕府軍を退かせました。

 

歴史小説家として有名な司馬遼太郎氏は、その著書「花神」で、この大村益次郎を主人公とした話を書いています。

 

その中で、次のように語っています。

 

「元来、人間の才能-政治であれ芸術であれーの中でもっとも稀少なのは軍事的才能であろう。・・・その才能は訓練と教育によってできるものではなく、天賦のものであり、さらに困難なことは、その才能をどこの誰が宿しているのかわからないということである。・・・ふつうの農夫や土工のなかにそれが宿っているかもしれず、農夫や土工はみずからさえそれに気づかずに生涯を終える。」

 

この稀少な「軍事的才能」は、同じく長州藩の桂小五郎が見出しました。

 

そして、武士でもなく、馬にも乗れず、刀もろくに使えないただの村医者を、事前の試験も経ずに、いきなり最高司令官に任命します。

 

その大村益次郎は、戊辰戦争でもその能力をいかんなく発揮し、2年もかからずに幕府軍を打ち破り、国内戦争を終わらせるのです。

 

さらには、そこから10年後に起きる西郷隆盛の西南戦争を当時から見越し、その戦いに備えるために四斤砲という大砲を作って備えさせます。実際、それらは西南戦争で大いに使われました。

 

凄まじいまでの慧眼ではないでしょうか。

 

 

自分の才能に気が付くとは、どういうことか?

 

司馬遼太郎氏は、「軍事的才能は誰に宿っているのかわからず、本人もそんな才能が自分にあるのか知らずに生涯を終える」と述べていますが、これは果たして、「軍事的才能」に限ったことなのでしょうか?

 

誰が嘉蔵のような者に、蒸気船を作り上げる能力があると気が付くことができるでしょうか?

 

おそらく、ちょうちん張替をしていた嘉蔵自身も、自分が何を得意としているのか、黒船づくりを始めるまで知らなかったでしょう。

 

医者の子供が必ずしも医者の才能があるのかというと、必ずしもそうではないですよね?

 

政治家の子供が必ずしも政治家として優れているかというと、必ずしもそうではないですよね?

 

きっと、人はそれぞれ、何かしらの才能を宿して生まれてきているのではないでしょうか。

 

しかし、それには自分では気が付くことができずに一生を終えてしまうことがほとんどなのではないでしょうか。

 

自分の才能に気が付くことができないとはどういうことなのでしょう?

 

それは、一生を鋳銭司村の村医者で終えることになる大村益次郎です。

 

それは、一生を貧乏長屋のちょうちん張替屋で終えることになる嘉蔵です。

 

 

逆に、自分の才能に気が付くことができるとはどういうことなのでしょう?

 

それは、江戸幕府を倒し、明治という新しい時代への道を切り開いた大村益次郎です。

 

それは、蒸気船を自分の手で作り上げた嘉蔵です。

 

 

あなたが与えられた才能、つまりgiftは何でしょう?

 

そしてあなたは、それに気が付くことができていますか?

 

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